マイナンバーカードの受け取りに行ってきました。
備忘録的に体験談を記録しておきます。
居住地:東京都某区
受取日時:2016年5月 平日朝9時
所要時間:約20分
※受取日時の選択について
うちの区では、カードの受け取りは予約制でした。発行通知ハガキに書いてあった指示に従い、Webから希望の日時を予約。
なお、発光通知を受け取ったのは4月上旬でしたが、その時点で1か月以上先まで予約がびっちり埋まっていました。。
発行手続きの流れ:
(1)受付
予約していることを伝え、通知カード、発行通知ハガキ、住基カード、身分証明書(運転免許証)を提示。住基カードの他に身分証明書が必要なことには突っ込みたくなりますが。
発行通知ハガキの申請欄に記名して提出。ハンコを持っていなかったので、「印」の欄があるのを見て若干焦りましたが、サインでOKでした。
「本日設定する暗証番号やパスワードは考えてありますか?」ええもちろん「こちらが控えになります」空欄の記入用紙を渡すおばちゃん。おいおいパスワード紙に書かせたらダメだろと思いつつも、まぁじいちゃんばあちゃんだったらこういうのないと回らないよなぁ…というのも現実か。
番号札を渡され、呼ばれるまでしばし待機。
(2)住基カードの返納申請、印鑑証明カードの発行
住基カードの返納申請書に記入を求められるので、適宜記入。通知カードもここで回収されます。
ここでも「印」があったので、ハンコ持ってくればよかったなぁ。まあ持ってくるよう指示されていないし。
今後はマイナンバーカードでコンビニから住民票・印鑑証明が取得可能になるが、区民館などにある自動発行機は使えなくなるとのこと。何でそんな仕様にしたんだと突っ込みたくなります。せっかく整備した機械がもったいない。
さらに、住基カードを返納したため、今後区役所の窓口で印鑑証明を取得する際は印鑑証明カードが必要になるとのことで、緑色の印鑑証明カードを新たに交付されました。なんだそりゃ…。
思いがけずカードが増えたことに対する突っ込み衝動を抑えつつ、再度呼ぼれるまで待機。なお、この時点でマイナンバーカードの記載事項に誤りがないかの確認も併せて行います。
(3)暗証番号の入力
数字4桁の暗証番号と、英数字6桁以上の電子証明書用パスワードを専用端末から入力します。あらかじめ考えておいてはありましたが、パスワードの英字は「大文字しか使えない」ことをここで初めて認識。それだと6文字なんて簡単に破られるだろ大丈夫なのかこの制度。
細かいこととしては、入力用のソフトウェアキーボードがQWERTYではなくABC配列だったので、やたら打ちづらかったです。これもリテラシーが低い人への配慮か。
(4)受取、注意事項説明
少し待つとカードに暗証番号とパスワードが書き込まれ、いよいよ交付へ。
注意事項として、
・有効期間は10年間であり、期間前の更新は無料だが期限後は再発行扱いで有料となる場合があること
・電子証明書の有効期間は5年間であり、先に更新が必要になること
などを説明されました。
電子証明書の有効期限のみ、その場でカードに書き込まされました。
感想:
交付自体は思ったより短時間で終わりました。ただ、このために1ヶ月前から予約しないと行けなかったり、平日仕事を休まなければならなかったり、家から遠い区役所にわざわざ行かないと行けなかったりと、交付事務以外の点での負担感はありました。